朝、私がカバンから教科書を入れていると…


晴也: [これ直也から。]


未来: [ありがとう。]


晴也は直也からの手紙を私に渡してくれました。私は何が書いているかすぐに分かりました。でもみませんでした。


授業中


私の隣の席は翔太です。


翔太: [未来、これ今読んで!]


未来: [え!今⁉︎]


翔太: [おう。俺の気持ちも分かっといてな!後、直也からのも今読み!]


(翔太ber)

入学式のときまでは、可愛いな〜しか思ってなかった。でも未来と一緒のクラスで過ごして行くなかで、未来の優しさに惚れた。未来が直也の事が好きな事は気付いていた。無理だって分かっているけど俺の気持ちを知ってもらいたかった。



私は直也からの手紙を先に読みました。
そこには、[分かってると思うけど俺はお前の事が好きやねん。もしよかったら俺と付き合ってくれへん。今日中に返事下さい]って書いていたのです。私はとても嬉しかった、でも今日中に返事をするという事に戸惑った。
そして、翔太がくれた手紙を読んだ。