「俺なんてどーせ、みんなに押し付けられてしていたにすぎない、しょーもないキャプテンだ、だから1年生たちはゆうこときかないんだ。」井田くんの背中から、白いものがでてきた。
「あれよ!弱気な気持ちです!」
「あれがなくなるとどーなるのー!?」
「弱い気持ちがなくなると、感情を操れなくなり、感情を失うの!」
「え!大変じゃない!どーすればいいのー!」もう立つのも限界になっていた。白いものが形を変え始め、もう1人の井田くんの姿になった。その目つきはまるで、誰かを拒絶するような寂しい目をしていた。そして、凶暴化したもう1人の井田くんはまた姿をかえ、おそろしい、怪物の姿になってしまった。、
「昨日わたした、バレッタを1回たたいて、マジカルバレッタボディイン!ってさけんで!」
「えー!でも、井田くんのために、」はずかしかったけど、ゆうことにした。ポケットからバレッタをとりだし、1回たたいた。
「マジカルバレッタボディイン!!」するとバレッタは青く光り出し、ディーネが中に入ってしまった。水乃の姿が変わり始め、足から順番に変身していった。髪の毛はのび、ポニーテールになった。
「なにこれ、」驚きを隠せずついこぼれ出した言葉。
「これで戦うのよ!」体の中から声がした。
「ディーネ!?」
「これは戦闘もーどだよ!」
「そんなこと言ったって!武器もないのにどーすれば!?」
「えーと、たぶんー…」攻撃され始め、水乃はあわてて走って逃げる。
「うぎゃー!!??たんまたんまー!」
「なんだったっけー」
「はやくしてー!!」す
「そーだ!両手を前に出して!」
「こ、こう?」
「拳をゴッツンコして手のひらをひろげて!光が出てくるからそれをにぎるの!」ゆわれた通りに拳を前に出した、
「こ、こう?」拳と拳をぶつけ、手のひらをひろげると青い水のような光がでてきた。
「これをつかむ!」するとさっきまでなかった感触があるのがわかった。
「えい!!」水のようなながいひものようなものがでてきた
「これは?」
「それは水でてきたむちよ!」
「むちの使い方なんてわかんないよーー!!」
「大丈夫よ!敵とちゃんと向き合えば」ゆわれた通りに敵の方を振り向いた。
「く、くらエーー!!!」あやふやにむちをふってみた。すると水しぶきがはりのようになり、てきにあたった。すると、突然敵の攻撃があたり、血がでてきた。
「いった。くもないかも」すると突然、

「俺のせいだ、1年生たちがゆうこときかないのはおれがキャプテンにむいてないからだ。」ぼそぼそ聞こえるこの声は、井田くんの声だ、
「井田くん!」むちをふりながらよびかける。
「そんなことなんてないよー!1年生が声出さなくても一生懸命してるじゃない!キャプテンってゆうぐらいなんだから、自信をもっともってよー!!」敵と戦いながら井田くんに言った。敵の攻撃が弱ってきた。
「水乃ちゃん今よー!プューアバケーション!ってさけんで!」
「プューアバケーション!!!」

また姿が変わり始め、人魚のような姿にかわった。ハープも現れた。
「なにこれ!?」
「プューアバケーションモード、つまり浄化モードだよ!そのハープをひいて!」ゆわれた通りにハープをひいた、綺麗な音だ。まるで夕焼けの空を眺めがら海辺でゆっくるしているような心地の良い音色。
「気って!」
「気る!!」目つきがかわり、音色の嵐が化け物をつつむ。その化け物は目を閉じ井田くんの元へ戻っていった。すると、うえから青色の宝石のかけらがおちてきた。
「これは?」バレッタの中からディーネがでてきた。すると変身はとけ、元の制服姿にかわった。
「これはアクアジュエルだよ!」
「これが?」
「そう!これを全部あつめたら、ベタだけど、ひとつだけ、願いが叶うの!」
「そーなんだ」すると井田くんが目が覚めた。
「俺、なにしてたんだっけ。」
「井田くん!元気出た?」
「え、?なんだろ、確かになんか勇気がわいてきた!早く1年生にも部活になれてもらおう!」気るまえの井田くんとはえらいちがい。
〔よかった〕
「水乃ちゃん、少し安心したでしょー。」ニヤついているディーネがいった
「し、してないよ!!」
「たく、素直じゃないんですからー」水乃がディーネを追いかけていった。
「なにやってんだ?あいつ、海野?だっけ、まさかあいつも…。」