「なぁ?井澤っちょっといいか?」

帰りの会が終って私は一人の男子に呼び止められた。

「相澤くん?」

相澤くんは、2年間クラスが一緒でそれなりに仲はいい。

「どうしたの?」

「あのさ、その、ちょっと話さないか?」

「うんっ少しならっ」

私は、友達のチカちゃんに伝言を頼んで優里に待っててもらうことにした。

私は、相澤くんと教室を出て図書室に向かった。

「あのさ、井澤?俺さ…お前が好きなんだ…良かったら付き合ってくださいっ」

まさか、彼に言われると思ってなかった。
私も、前から相澤くんには少し好意を抱いてた。

でも、口から出た言葉は…………