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俺が初めて高校に足を踏み入れたのは入学式から3か月後の7月だった。
しかも、期末テストの直前という無茶苦茶なタイミングで。
なんでこんなことになったかというと、4月からヤバい奴らを相手にケンカを…。
*****
「早速嘘ついてんじゃねぇよ!!」
容赦のないひじ打ちが腹に決まる。…っつてぇ!!!
「開始20秒で嘘つくか?あ?てめぇの脳みそは腐ってんのか!」
「ひじ打ちすんなって言ってんだろ!!」
いってぇ。これが仲間に対してやるひじ打ちかよ!
「え?嘘?どこが…」
「ケンカじゃなくて、俊也さん間違えて中学に通い続けていたんです」
「は?」
「よもぎ!ばらすなよ!」
俺の人生最大の醜態を…!!
秋空は意味が分からねぇって顔してるし!あぁ、俺のメンツが…。
「え、どういうことですか。それ…。」
「そのまんまの意味だよ。俊也中学3年のクラスに紛れちゃってて、誰1人気づかなかったらしくて」
「え、でも席は…」
「たまたま3年間ずっと不登校の人がいて、その人の席が空いていたので、余計に」
颯人とよもぎによってあっという間にばらされた。
くっそぉ、秋空にだけは隠しときたかったのに…!
わざとらしく肩に手を置いた剣人の手を振り払った。
俺が初めて高校に足を踏み入れたのは入学式から3か月後の7月だった。
しかも、期末テストの直前という無茶苦茶なタイミングで。
なんでこんなことになったかというと、4月からヤバい奴らを相手にケンカを…。
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「早速嘘ついてんじゃねぇよ!!」
容赦のないひじ打ちが腹に決まる。…っつてぇ!!!
「開始20秒で嘘つくか?あ?てめぇの脳みそは腐ってんのか!」
「ひじ打ちすんなって言ってんだろ!!」
いってぇ。これが仲間に対してやるひじ打ちかよ!
「え?嘘?どこが…」
「ケンカじゃなくて、俊也さん間違えて中学に通い続けていたんです」
「は?」
「よもぎ!ばらすなよ!」
俺の人生最大の醜態を…!!
秋空は意味が分からねぇって顔してるし!あぁ、俺のメンツが…。
「え、どういうことですか。それ…。」
「そのまんまの意味だよ。俊也中学3年のクラスに紛れちゃってて、誰1人気づかなかったらしくて」
「え、でも席は…」
「たまたま3年間ずっと不登校の人がいて、その人の席が空いていたので、余計に」
颯人とよもぎによってあっという間にばらされた。
くっそぉ、秋空にだけは隠しときたかったのに…!
わざとらしく肩に手を置いた剣人の手を振り払った。