「永瀬さんでしょ、で?」 「なんか、希美とタイプ違うけど、話とか合うのかなーって」 「しょうがないじゃん、あの子、ぼっちだもん」 ……っ‼︎‼︎‼︎ 胸の奥から、何か嫌な感情が出てくる。 もしかしたら、友だちって思っているの、私だけ…? そんな……! ツーっと、冷たいものがほおをつたうのを感じた。 2人は少し話をして、教室へと戻って行った。