1階の子供スペース。
ここは今も昔も変わらず、子供が全然いなかった。
でも昔の私はそんなこと気にしないで、ひとりで本を読んでいた。
いや、むしろ誰もいないおかげで心地よい気分になれていたのかもしれない。
そして私は1冊の本を手にとった。
『ネコの肉球大辞典』
これが、私の思い出の本である。
もちろん普通の絵本や小説も読んでいたし、好きだった。
でも、私はネコ好きである。
ネコ好きにとってはこの本はかかせない1冊だと思う。
私はこの本を手に取ってカウンターへいこうとした、その時だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…