それは、次の日だった。 何がなんだか分からない。 教室へ入ると、3人ほどのクラスメートに囲まれたんだ。 真ん中に希美ちゃんの姿も見える。 「あんた、それでも友だち!?」 左の子がそう言った。 「え…?」 「とぼけないで!私、昨日見たんだから!」 今度は、右の子が言う。