だけど、友だちはもういいかな… 本当の友だちなんて、俺にはできるはずないし… なにより、怖いんだ。 傷つくのが、傷つけるのが… ミケ…… 「もしかしたら、俺の本当の友だちはお前だけかもしれないな…」 くぅーん、と鳴くミケを思い出しながら、そっと空に微笑んだ。