「えっ…」










だってそのフォーク…っ…












関節キスじゃ……











一向に口を開かない私の唇に五十鈴君は苺を押し当てる。










あぁ…ダメです……









またドキドキうるさくなってきました。












「早く」









五十鈴君の一言に私はゆっくりと口を開けて…










すぐに五十鈴君が口の中に苺を入れてくれた。











口の中で広がる甘酸っぱい味。













きっと私は顔が真っ赤だ…。














「どう?うまい?」








柔らかい表情をしながら聞いてくる五十鈴君。












今日、放課後だけで何回五十鈴君にキュンとしてるのか…












「ぉ…おいしいです…」












ドキドキがヒートアップしそう…。