あれから教室に戻って、いつの間にか五十鈴君の頬や耳からは赤みが引いていた。
「奏ってデートとか不得意そうだよなー」
今は五十鈴君と折原君と私3人でお昼ご飯を食べてる。
そんな中折原君が五十鈴君にそんなことを言い出す。
「はぁ?何急に」
五十鈴君は折原君の顔をジッと見る。
「だって彼女とかいたって聞いたことねーよ!」
ケラケラと笑う折原君は五十鈴君に睨まれてる。
「…中学の時いた。」
五十鈴君はそう言うと、パクッとミニトマトを口に入れる。
「「えぇ!?」」
何故か折原君と私の声が重なった。
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