昨日遼がしてくれたのを真似して制服を着てみた。
髪型は変わらないけど…
教室を覗けば、あくびをしてる五十鈴君の姿。
よ…よしっ…
「ぃ…五十鈴君おはよう!」
五十鈴君に近づいて声をかける。
ゆっくりとこっちに顔を向けた五十鈴君。
「どうですか?五十鈴君!」
あ、また敬語が…
と、とりあえず気にしない。
五十鈴君は私を見てもパチパチと目を動かすだけで何も言ってくれない。
「え…えっと…」
やっぱりダメだったのかな…
なんて思った時、グイッと五十鈴君が私の手首を引っ張った。
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