「ILUF????」

「二人だけの暗号。I Love You ( U ) Forever……」

「……永遠にあなたを愛しています?」

「そう」

「永遠に私だけを愛してくれるの?」

「お前以外に誰がいるんだよ?!」

嬉し過ぎて眩暈がする。

嬉しくって、もう、どう表現したらいいのか分からなくて、泣きながらジョージに飛びつく。


「ありがとう……」


お互いの目が合い、私達はそっと唇を合わせる。


「愛してる……」

「愛してる」


二人で囁きあいながら何度もお互いの唇を求め合う。

やがて、ジョージの躊躇いがちな手が私の体を愛撫し始める。


「笑える。ガチガチに固まってるし」

「だって……。ジョージが……」


胸を包み込むジョージの手に自分の手を重ねた時、戸口で食器が「ガシャーン!」と、割れる音に私達は慌てて体を離す。