こんなキス、今までジョージにされたことな……い……。


キスに眩暈がするなんて……



「アリシア……愛してる」



ジョージは耳元に唇を移動させると、吐息交じりに囁く。



「私も……愛し……あっ!」




両頬を包んでいたジョージの手が、ゆっくりと体を這い、やがて私の胸を優しく包み込む。


私は驚き、体がビクンと揺れる。



ジョージは少しずつ布の壁を超え、そして遂にはその温かい手の温もりで私の胸を包み込む。