疲れたな、なんて思ってると、


「優樹菜!お客さん!はやく!急いで!」


と、なぜか手の空いている桃乃から言われた。


桃乃が行けばいいのに.....なんて思いながらも、入り口で立ってるお客さんを案内しようと入り口に行くと、



「せっ、星夜くんっ!?」


「優樹菜ちゃん。きたよ。」


と、星夜くんの姿。



せ、せせせ、星夜様.....


私の目の前に、王子様が舞い降りてきました。



目の前がまぶしくて.....


「お、覚えててくれたの?」


「もちろん!覚えてるよ?」



う、嬉しすぎるー!!



私のこと、名前も顔も本当に覚えてくれてるなんて!



私、とても幸せ者だ!


「あ、こ、こちらにどうぞ!」



空いてる席に星夜くんを案内する。


星夜くんとそのお友達が席に着き注文を聞く。