悪役よ!本っ当!!


鼻息を荒くしながら興奮気味の私。



「まぁまぁ、いいじゃないの。どうせ王子様だし、関わりないでしょ。」



た、確かに.....


こんな凡人、しかも星夜くんファンの私に道端が関わる理由もないし。



「ていうか、関わりたくないけどね、あんなやつ!」


絶対に嫌だね。


むしろよかったかもしれない、王子様的存在で。



もっと身近な人だったら、関わる可能性があったかもしれないし。


「優樹菜は、イライラしてる時より、王子のこと考えて、ルンルンしてる方がいいよ。」



な、なんて優しいお言葉を桃乃様....



そのあと私は途中で桃乃とわかれ家に帰った。