「でも、このままウジウジしててもしょうがないし」



「…………」



――だな。



「でも、だからといって、告白はなぁ~。
めちゃめちゃ照れるっ!!」



キャーッ!! と小さく叫びながら、大熊さんは、顔を横にフルフル振った。



当然、スルー。



食べ終わったサンドイッチの袋を片づける。



でも……。



なんだか、心がざわざわした。