全身からうれしい気持ちがあふれだして。



いじめたくて、仕方がない。



大熊さんの可愛い反応を見たくて、俺はわざと意地悪な口調で言った。



「ひぃぃぃぃいいーっ!?」



悲鳴をあげてのけぞる大熊さん。



「冷泉くん、いったい、なに言っちゃってんの!?
『それとも、俺の部屋に来る?』
……って、いったいなに!?



もしも、冷泉くんの部屋に行ったら……。
あたし、なにをされちゃうの!?
キィッ……○▼□‘@@っ……」



叫ばれる前に、手で口をふさいだ。