そう思って、キュッと口元をひき締める。



だって、油断すると、頬も緩みそうになるから。



なんだろ、コイツの親しみやすさ。



っていうか、親近感、ハンパなくね?



そう思いながら、もくもくとサンドイッチを口に押し込む。



「冷泉くん。
部活は何部に入るの~?」



「…………」



――面倒くせぇから、入んねー。