「……へっ?」



となりから、また間抜けな声が聞こえてきた。



「あはははは~。
もう、僕、困っちゃいましたよ~。
大熊さん。
ず~っと、おとなりさんを見てたから~」



「……はっ!?」



「僕の授業。
そんなに魅力がないですかぁ?」



捨てられた子犬のように悲しそうな表情を浮かべる先生。



かと思ったら……。