想い続けてきた時間はとても長くて、

とても辛くて、苦しくて


だけど、とても大切なもので、


簡単に捨てられるものじゃないんだよ



あんな男、想い続けるなんて馬鹿だって友達の麻妃は泣きながら言ったけど


女の子が大好きで

誰にでも優しくて

でも、私にだけ当たりが強くて

だけど、不意に見せてくれる笑顔があったり

私の嫌いなものを覚えててくれて

私の好きなものを覚えててくれて

たまに、すごくたまにだけど、


優しい声で私の名前を呼んでくれて


そんな彼が愛しくてたまらない