いや、いや、おかしいでしょ?
達也って誰?
嵐は嵐でしょ!


「相変わらずたな」

「そう簡単には変わらないからな」

「まぁ、そうだな」


獅朗はソファーに座った。
嵐もベッドから起き上がり獅朗の前にあるソファーに座った。


そして、この状況を理解出来ず突っ立ている私に「椿も座れば」と獅朗の隣に視線を落とした。


分かってる。
獅朗と約束したし。
余計なことは聞かない。言わない。