同じくらい。いや、全く同じ幸せをもらっていた私達にも、ある日衝撃的な出来事が起こる。

まえを歩いている蕾と大河。

ドンッという音を聞き、よそ見をしていた私と祐希は音のした方を向いた。

血だらけの男の子と女の子。

間違いない!
大河と蕾。

ふたりは救急車に運ばれる。
私達は、救急車に乗りついていく。

どうしてこうなったんだろう。