side  大河


周りがうるさくなってる。


俺は、蕾の事が好きだから『モテてる』ってからかったのに。


泣いてどっかに走ってく。


両思いなのかな?そんなに甘くないんじゃ。


とにかく、小学校にいる間に、臆病な俺が蕾に告る。


俺は心の中で、宣言して。教室へと向かった。