もがく私の抵抗も虚しく、衣ひとつ纏わぬ身体は相手の思うように操られていく。


指は私のすべてを知っているように動く。




背中を向けているのに、その背中からは驚くほどに感情が伝わってきた。




…熱い感情が。






さっきまであった混乱はあっという間に快感へと摩り替えられ、私はまた意識を手放していた。