~中2~

この頃私はある男子に言い寄られて困ってたの。
それをクラスの仲の良かった男子に相談していたときのこと。

泉美「でね、断っても断っても諦めないの!揚げ句のはてに、家どこ?行っていい??って!ダメだって言ってんのにさ!!どう思う!?」

洸「うーん…。まあ、そんだけ泉美のこと好きってことなんじゃない?」

それは嬉しいし、分かってるんだけど…。

泉美「でもさ、これじゃ他に彼氏作ったりできないじゃん!」

洸「好きな人でもいんの?」

ぎくっ
そう言われると…。

泉美「いや、いないけど…。」

洸「じゃあ、いいじゃん。付き合っちゃえば。」

はぁ!?何を言ってるんだこの人は!
そんな簡単な問題じゃないやろ!!
(焦って思わず関西弁になったし!)

泉美「いや、でもさ。こっちにも選ぶ権利ってもんがあんじゃん??」

洸「はぁ…。お前、なかなか酷いな…。」

泉美「だって、そうじゃない?いい人と付き合いたいじゃん!」

うん。我ながら正論。
世の中みんなそう思ってるよね!多分…

洸「…じゃあ、さ」

泉美「ん?」

洸「…。」

え、なになに。
怖いんだけど…!

怒るんですか!?
そうなんですか!?!?

よし、そーゆーことなら
ばちこい!!!!


















洸「…俺ならどうよ?」