「こいつ,

 こう見えても,

 副委員長なんだ~!!

 さ,由梨乃ちゃん♪

 クラスに行こ!!」

真理ちゃんに手を引かれ,

私は新しく生活をする

新しいクラスの教室へ行った。

私は緊張していて,

真理ちゃんの顔すらしっかり,

見た記憶がない。

もちろん,

亮も。

「じゃ――ん♪

 ここが,5年2組だよ~ん!!」

真理ちゃんが,勢いよくドアを開け,

「ワーーーーー!!」

という歓声がした。

ここからが始まり。

私の初の転校生活!!