「みーかっ!」



背後から名前を呼ばれるやいなや、肩をぽんっと叩かれた。






「みく?」



と聞きながら、わたしは後ろを振り向いた。





予想通り。




わたしの後ろには、いつもの親友のみくと、まなが立っていた。