2人で探していると、





「あった!!」




そう叫んだのは、ポケットの中に入っていたピースを嬉しそうに持っている奏天にぃだった。




「あったー!」



1個見つかっただけでも嬉しかった私は、飛び跳ねた。




すると私の服のポケットから飛び出した、もう1つのピース。



「「あっ!」」



あったー!と2人で顔を見合わせたことは、




鮮明に覚えている。