「せきつけー
名前順に並べー
くじだぞー」

「ねぇ咲菜!今度こそ滉一くんと隣になりたいなー。昨日は神社でお願いしてきたんだから!」

「あはは。そんなに?滉一のどこが良い訳?」

「咲菜は幼馴染だからわかんないだけ!ずるいな!もう!
あ。好きにならないでね。
咲菜に好きになられたらもう終わりだから」

「なんじゃそれゃ」

そんな会話のあと、私の番。

〝28〟

窓側の一番後ろ。

ふとみると隣には 坂野悠宇。

げっ!
話せないじゃない!

えっと前は前は…

明山志津香。

名前の通りすんごい静か。

嘘でしょぉー。。


まだ、まだ!斜め前がいるじゃない!
斜め前は…

原田祐作。


ん?原田。。


え!?

原田って不登校の人じゃん!てことは、、授業ちゃんと受けなきゃじゃない!!