しかし、せっかく10分間も時間をあげたのに由美は謝ろうとしない。

・・・・・さすがにむかつく

そして........とうとう10分がたった。

美奈子「ちょっと電話を貸してくれない?」

由美「ええ...いいですわ」

美奈子「たびたびすいません。小林です」

由美父「あのー....もしかして10分たちましたか?」

美奈子「ちょうどたちました。覚悟はいいですか?
    今から山下財閥を潰します。
    いままで、お疲れ様でした」

由美父「今日からは私達は一般の庶民ですか?」

美奈子「はい。そうです」

そう言って電話を切った。

由美「あなた、私のお父様に何を言ったのよ?」

美奈子「昨日のパーティーにあなたも参加したでしょう?」

由美「ええ。それがどうしたのかしら?」

美奈子「あのパーティーは栗山財閥が主催だったでしょう?
    栗山財閥の社長の栗山美奈子は私の母よ!」

由美「そっ....そんなわけないじゃない!!
   だって、あなたの名字は栗山じゃないもの」

美奈子「それは偽名よ」