「………ぅにゃ……」


とりあえず、変な声を出してみる


これで…気づいてよ、桐ちゃん。



でも桐ちゃんは驚いただけでまだ気づかず。


桐ちゃん…鈍感過ぎ。




「…きり……ちゃん……」


名前を呼ぶ。

これで確実に気づくっしょ?



『ん??』


桐ちゃんは返事をしたものの、相変わらず気づかず。



おい!桐島!!


堪えきれなくなり



「………………好き」


と、告白(?)


って、告白してる場合じゃないよね?!


あたし…何してるの?!



寝たフリしてるからって、今のはないよね?!



言ったあとに、大後悔。