「うっ、くっ…」


もう涙を止めろっていう方が無理。


「あははっ?泣き顔もブサイクとか致命的〜っ!死んで美女に生まれ変わることをおすすめしまぁす!あ、無理かぁ。ブスは生まれ変わってもブスですよね!かぁわいそぉ♡」



もう、心がおれる寸前だった。


いっその事死んでしまおうか。


そんなことを考えた時。



…カチャ




「千歌はブスじゃないけど。」




そこに入ってきたのは、光輝。

光輝の後ろにある夕日が眩しい。



「えっ…光輝、くん?」