なにかがぶつかった音がした。


「「え?」」



そこには光が立っている。



「なんでここに・・・家反対側やん?」


「いや買い物の帰り・・・。清香、今の本当?」


「え?」


「ゆうのこと好きって。」


「・・・・」


「清香、あの・・・」


「家入る。もうええわ。なんか言って後悔した。じゃあね。」



  バタンッ!



勢いよくドアが閉まる。




  沈黙が続く。




「ゆう、あのさ――――――――」



「・・・・・・」