「そんな事言われても、私の実力としか言いようが無いですよ。。。それに早く対処しないと先輩にまで火が燃え広がりますよ?」
一応忠告はしたけど手遅れかな?

「え、何を言って…きゃあっ!何これ⁉︎いつの間に火が‼︎す、水波!!!」
私が放った魔法がいつの間にか先輩の直ぐ手前まで来ていた

もう手遅れだと思ってたけど何とか回避は出来たみたい
でも所々焦げてる
髪、服がボロボロになってる

「先輩、髪や服を見てはどうですか?
まるで化け物みたいですよ?」
軽く馬鹿にしたように言うと先輩の顔は真っ赤に染まった

こんな挑発を見破れないなんて、貴族も落ちたね

「な、何ですって!あぁ…私の綺麗な髪が!貴方如何してくれるますの?もう許しませんわ‼︎‼︎
"我の命に従い…樹木の根で縛り上げよ"
グタスレイションウィップス 」

へぇ〜最上級魔法使えるんだ!
凄い、凄い!少しだけ見直したかも
でも弱いね〜

「先輩怖いですよ?ではこれで終わりにします
"ファイアボルトレグリアンス" 」

火と雷の合わせ技‼︎
これ習得するのに結構時間掛かったけど
今ではお気に入りの技なんだ!
この技に先輩は勝てない、それにもう魔力切れそうだし

「火と雷の合わせ技⁉︎庶民が二属性も持ってるなんて信じられない…それに合わせ技は難易度が高い技の筈よ!!貴方どうやって!あぁもう魔力が…あ、あぁ、いや…いやぁーーー」

先輩のつん裂く様な叫び声が体育館に響いた
そして先輩は意識を失った

因みに、合わせ技は先輩に当たる前に消したから大丈夫だよ!

「勝者!1年S組真嶋萌!!!」

司会者がそう言った瞬間、"ゔおぉぉっ"という声や"きゃぁぁぁっ"という声が体育館内に響いた


びっくりした…そんなに叫ばなくても良いのに

「皆んなただいま!」


真嶋side終