優雨side
さっきからずっと僕に話し掛けようとしていた奴等だ
顔とかは知らないが質が同じだったからあってると思う
五代貴族の奴等なら少しは楽しめるか
そう思っていると1番魔力が多く質が整っている奴から話しかけられた
「おぃ、お前」
あ、男だったのか。
てかもうちょっとマシな言い方ってのがあるだろと思いながら面倒くさそうに顔を上げた
「僕になにか用でも」
でも僕も人の事言えねーな
てへっ☆…うん。キモい。
こんな感じで1人で脳内劇場してると、さっきの男とはまた違う奴が、声を掛けてきた
「ごめんね、いきなり失礼だったね。この子人よりも無愛想だからさ、許してちょうだい」
「別に気にしない。てか誰」
僕がそう聞くと5人は少し驚いた様子だった
五代貴族って事は知ってる、でも名前まで詳しく知らない
検索すれば分かる事だけど面倒くさい
てか男の次に話し掛けた女、怒ると絶対怖いパターンだ