「ったく、うるせーな、
それにしても今の技良い魔法だな」
「い、いや、そんな事無いです。

正直僕も間に合わないと思ってましたから
何とか間に合いましたけど、、」

「お前は良く謙遜するな
結構、凄い奴だぞ?もう少し自分を信じろ」
「そんな事無いです。僕はまだまだ何です…
もっと強くならないと大切なものを守れませんから。」

「そうか、お前も誰かの為に強くなるのか
俺と…俺達と同じだな、。俺達も誰かの為に強くなってる。」
「はい。そうですか
では皆さんは誰の為に?」

僕はこの人達とは違う
同じなんかじゃ無い。
第一僕が守りたいのは魔獣達だ
人間は別にどうでもいい、確かに人間達も守るが、それは魔獣達の次だ

「そうだな〜。全世界の人々とかか。
力の無い者達はどうしても己を守れない
そんな人達を俺達、力がある者が守るんだ」
「凄いですね。僕はそんな事を言える程の力も自信も無いので…目先だけで手一杯です」
そう言ってまた苦笑いを浮かべる