「ヒキさん勝負は何処でしましょうか?

ここって確か訓練施設もありましたよね?
そこでしますか?」
「おっ、伊月も結構ヤル気だな?
でも、負けねーぞ」
そこまでヤル気じゃないけど、
心配しなくてもちゃんと負けるよ
ここで勝ったらまた面倒な事になるしね

「ははは、、。とりあえず頑張ります。」
「おうっ!その意気だ
何事もヤル気が大事だからな〜」
僕、この人苦手だな
ミシャさん並みに苦手だ。

「んじゃ、地下の訓練施設でやるか。
丁度人もいねーみてーだし。行くぞ〜!」
でも、流石は帝
ここから地下に誰もいない事が分かるとは
受付には大勢の人達がいたから普通はごっちゃになって間違えるのが目に見えてる。

「はい。他の皆さんも行きますか?」
「うん!そーだねー♪
やる事ないし、何より面白そうだから!
いっ君頑張ってね‼︎ヒキの馬鹿野郎何てに、絶対負けないでね」
翡翠さんは、ヒキさんに恨みでもあんのか?
すげー敵視してる様な気がする
そう思いながら苦笑い浮かべ適当にやり過ごす

すると後ろからボソッと声が聞こえた
その声の主は麻燈さんだった
「あの2人何処となく性格や雰囲気似てるでしょう?だからお互い気が合わないのね。偶に合う時もあるらしいけど。でも2人の喧嘩は見てて飽きないから見ものよ?子供過ぎて殺したくなる時もあるけど、ね。」
そして後ろから悪魔の笑い声が聞こえた
この人下手するとサタンより怖いぞ
違う意味でだけど、、。

「は、はぁ、。」
呆れてそれしか言えなかった