「えっ…良いんですか?
魔力は昔から自信あったので、そのお陰なのか分かりませんが気配を察知するのも得意になりました。」
(帝と会えるとは嬉しい誤算だよ!
でも1人は会ってるからな〜)
ちょっと不安もある訳で…
(まぁ大丈夫だろう。
顔は見れてないし、声も今とは違うしな)
(そう、だね…。バレません様に。)
「……っき、君…い、月君!伊月君! 」
「ハッ‼︎…すす、す、すみません‼︎
ちょっとぼーっとしてました、」
念言を使ってると周りが見えなくなるから注意が必要だな…。、
「大丈夫かい?体調が悪いならまた今度でも良いんだよ?」
「あ、いえ。大丈夫です。
帝なんて滅多に会えませんから楽しみです!」
若干ワクワクしてるのは事実。
でも、ここまでって訳じゃない
「そうかそうか!きっと帝達も喜ぶよ。
それじゃ、行こうか、。」
そう言って奥の部屋に向かって歩き出したマスター
僕もマスターの後ろを歩く
直ぐに奥の部屋に到着し、扉を開けるとそこには各基本属性色のフード付きコートを羽織っている9人の男女がいた