「色目じゃなくてっ……ふー……ふー……


あたしは昔っからっ……ふー

せっ、清野くんを……!!ふー‼




だぁ、もぅ無理だっ」




じりじり距離を詰めてくるアクマに、あたしの腹筋は耐えられなかった。


ついに、思いっきりベッドに体を預ける。




ベッドからは、微かに香水の匂いがした。






「……あれ?」


しまったと思った時にはもう遅い。