まして、今日あったばかりの人に奢ってもらってもいいのだろうか。

今まで多くの人と関わってこなかったせいか、友達関係がよく分からなかった。

「次は上宮駅〜上宮駅〜」

電車のアナウンスがなら、私達は降りる準備をする。

電車が止まり、改札を出るとそこには私達と同じくらいの子達がたくさんいた。

どうやら、同じくらいの子達の目的も私達と同じようで、ゲームセンターは休日並みに混んでいた。

「混んでるなー」

「プリ撮らない?」

珍しく光華が提案した。