「ねぇねぇ!やりたいのある?」

皐月ちゃんが言う。

「うーん。特にないかな。」

光華。

「同じく、特にないかな。」

そして、私。

「えー、なんでそんなにやる気ないのー?おかしいんじゃなーい?」

やる気あるほうがおかしいって。なーんて口が裂けても言えないけどね。

「ちなみに、皐月はやりたいやつあんの?」

光華が聞く。

「係と委員会どっちも体育やりたい!」

皐月ちゃん、体育できそうだもんね!

「体育係と体育委員会、皐月ちゃんにピッタリだと思うよ!」

「美桜ありがとー!」

「私もいいと思うよ。」

「光華もありがとね!」