「石田 幸実(いしだ ゆきみ)です。みんなを引っ張っていけるようになりたいです。」

あっ!そうだ!石田 幸実さんだ!

「えーと、柊 真琴です。みんなの足を引っ張らない学級委員になります。」

みんなの足を引っ張らないとか…。

私は必死を笑いをこらえた。

「はい、拍手~」

先生が言うとみんな拍手した。

2人が席に戻ると、授業終わりの鐘がなった。

「お!ちょうどいいな。次は係や委員会を決めるから、やりたいの考えとけよ!」

言い終わると、先生は教室から出ていった。