「ゆあへ

ごめんな。泣くなよ!俺は幸せだったんだし!遺書も見てくれたかな?似たような手紙だけど…。ゆあは泣いてるのは似合わないって!ゆあの笑顔が好き。笑顔でいて。いつまでも…毎日。俺の大好きなその笑顔でいてね。

真騎。」
そう書かれていた。

呼吸を整えながら私は何度も文章を読んだ。

「まき…。」
もう本人には届かない言葉。

まきの名前を呼んでももう答えてはくれない。