私はいてもたってもいられず、島崎病院に向かった。

そして真騎の担当医のところまではしった。

「先生!!」
「ああ…真騎君のお友達…彼女さんかな?」
「はい。真騎の治る可能性はあるんですか?!お願いします!治してください。ドナーの人を見つけて…ください…。」

自然とそう言っていた。
そして、涙がボロボロあとからあとから流れ落ちる。