「はぁーい、…っ!!真騎!?」

「ゆ…あ。」
ヒューヒューと俺の息だけが響き渡る。
この音は…狭窄音!!
気管が狭くなって、呼吸ができない。
なんども子供の頃から心臓発作を起こしたことはあったけど、最近はなかったのに。

「まき!今すぐ救急車呼ぶから!」
そう言うと持っていたスマホを持ち出して救急車を呼んだ。
ゆあの母と父は家にいないようだった。