聞き覚えのある声。
あのときの彼女が目の前に立っていた。
…こんなときなんていっていいかわからない。
「あれ?早瀬さんも一緒?」
「肝試しの実行委員会だよ。」
驚いた。
彼女、あたしの名前知ってるんだ。
あたしは、司のシャツの袖を引っ張る。
「あぁ、彼女は隣りのクラスの安藤さん。」
「はじめまして、よろしくね。早瀬さん。」
言葉とは裏腹に、挑戦的な目線を送ってくる。
「これ、返そうと思って。今朝忘れててまってたんだ。」
彼女が差し出したのは、CDのケース。
そのCDには、見覚えがある。
あたしの大好きなバンドで、インディーズ最後に路上で配ってたものだ。
あのときの彼女が目の前に立っていた。
…こんなときなんていっていいかわからない。
「あれ?早瀬さんも一緒?」
「肝試しの実行委員会だよ。」
驚いた。
彼女、あたしの名前知ってるんだ。
あたしは、司のシャツの袖を引っ張る。
「あぁ、彼女は隣りのクラスの安藤さん。」
「はじめまして、よろしくね。早瀬さん。」
言葉とは裏腹に、挑戦的な目線を送ってくる。
「これ、返そうと思って。今朝忘れててまってたんだ。」
彼女が差し出したのは、CDのケース。
そのCDには、見覚えがある。
あたしの大好きなバンドで、インディーズ最後に路上で配ってたものだ。