「あ、あたし、大丈夫だから。その、最後のとこでも。」

思わず言ってしまってた。

「じゃ決まりー。あとは、さっさと決めてよ。」

「くるみ、本当に大丈夫なんだな。」

あたしは、ゆっくり頷く。
司は、ふーっと、一息吐いて司会を続けていく。

結局、最後のチェックポイントのおふだ?的なものを渡して、参加者を確認するところに決まった。
よかった。
おどかしたりしないと聞いて安心していたのに。