ガラリっと、引き戸をあける。

「!」

目の前にフランケンシュタイン??が、座っていた。

「ぎゃぁぁあ!!!」

あたしは、悲鳴をあげてその場に座り込んだ。
会議室中の人が全員振り向く。

「大丈夫?」

フランケンが、そう言って近づいてくる。怖すぎて、声が出ない。
ブンブン首をふるのが、いっぱいいっぱい。
あたしは、座り込んだまま、ズルズル後退する。