「変わった、なんかエロくなった。」

「それは、くるみがいい匂いさせるから。」

そう言ってペロって唇をなめる司の色気にクラクラしそうで恥ずかしくなる。

「バカ!エロ司!」

「だ、か、ら、俺の部屋来るときはむやみに触ってくんなよ。」

「もう行かない!知らない!」

「待ってるよ。10年待ったんだ、あと2〜3年どうってことないけどな。」

ははは!と笑いながら、あたしの髪をひとつかみとると、そこにもキスをする。