司、熱あるのかな?
一応なんか持ってこうかな。
そんなことを考えながら、近くのコンビニでスポーツドリンクとアイスを買って司の家に向かう。
ただプリント渡すだけだから、なんて浮き足だつ自分に言い聞かせてる。

隣近所とはいえ一応インターホンを鳴らす。

返事がない。
玄関は開いていたので、声をかけながら久しぶりに入った司の家は昔のままだ。
記憶を頼りに司の部屋をノックする。